貨物車の視界
仕事が終わり、お弁当を買いに入ったスーパーマーケットの駐車場から出る時のこと。
駐車スペースからバックで発進、毎秒15cm、
すぐにドアミラーに人が映ってブレーキ、
再度発進、毎秒15cm、
ドアミラーに乗用車がイキナリ映ってガックンブレーキ、
再度発進、毎秒15cm、
ドアミラーにバイクがイキナリ映ってガックンブレーキ、
どうして動き出した自動車の進行方向に次々突っ込んでくるかたがいらっしゃるのか・・・自分が優先で、「オマエが止まれ」、『相手が止まるだろう』と考えてのことでしょうが。。。
緑で示したエリアが一般の乗用車の視界
赤で示したエリアが貨物車の視界です、
(バックカメラが付いていない自動車は多くあります)
見えないんです!
たとえバックカメラがあっても、コンテナ横に追い越し車が入ってきたときには、追い越し車両が見えない瞬間があります。(死角)
スーパーマーケット駐車場でのこと、ご理解いただけるかと思います。
できましたら、これはトラックの特徴とご理解いただき、できるだけ死角に入らないよう、また運行にご協力いただけますように、謹んでお願いするのもであります。
多くの貨物車は輸送量と品質を重視した形状ですので、代償として視界が悪くなっています。
アニメ・「ガンダム逆襲のシャア」に出てきた機体(MSN-04サザビーとかRX-93νガンダム)みたいに、
全方位型視界モニターを大量生産して超低価格で
運転席(フロント&サイドガラス以外の部分)に
取り付けられたら、事故の危険も減るだろうなあ~
なんて思ったりもします(^v^)
-----------------------------------------------------------------
今回マーケットで買ったお弁当も、
材料をトラック(貨物自動車)で食品工場に運んで作って、
物流センターにトラックで運んで仕分けされ、
それを更にトラックでマーケットに納品して、
私のお腹に入ってくれます。
”長期大規模停電で電気が突然使えなくなった街”の映画(題名/サバイバルファミリー)がありました、ご覧になったでしょうか? 電気がなくなったら何も出来ない社会・食べるものが無い社会、いろんなものが関係をもって成り立つ社会。
現代日本は分業の社会、業種によっても格差や差別が生まれていますが、実はどの仕事も無くてはならないもので、(格差社会)異常な収入格差があってはならないものだと、その映画を見て拡張解釈をしたことがあります。
物流業もそうです、物流が無かったら生活が出来ない社会です。
「物流ぅ~ダッサ~」とか、
必要なのにいつも悪者・低評価される代表・物流費、
その意味を考えてもらえると嬉しいなあと思います。
その物流に無くてはならない機械が貨物自動車です。